現実的な内容で、描写も現実に近い絵本です。
0〜6歳のモンテッソーリ教育では、動物が二足歩行をして服を着ていたり、物がしゃべったりする空想の世界ではなく、わたしたちが生きている現実の世界を子どもに紹介することを大切にしています。
現実的な内容だからこそ、絵本がただ読むだけで終わらず、実際の生活と絵本を結びつけて、絵本に描いてあることを生活の中で挑戦していくことができます。
家族との絆を深めたり、言語教育になったり、自立を助けてくれたりします。
絵本を読み聞かせする時間は、親と子どもだけの大切な時間になります。スキンシップにもなりますし、お話もたくさんできます。また絵本の中には、普段の生活では使わないような物や生き物、言葉の言い回し・表現なども出てきますね。絵本を通して子どもはいろいろな言葉を知ることができます。
そしてモンテッソーリのせいかつえほんシリーズは、さらにお子さんの自立を助けてくれます!
生まれたときからでもOK!
はじめのうちは読み聞かせしても、もちろん意味はわかりませんが、言葉を聞いて吸収していくことはできます。また絵本を読む習慣づけにもなるので、早すぎるかな?と思わず、ぜひ絵本を読み聞かせする時間を作ってみてください。
大人は最後まで絵本を読み切るようにしましょう。
特に0〜2歳などの低年齢の場合はいろいろなものに興味があり、最後まで聞いてくれないということが多いです。ただ聞いてないかなと思ったらまた聞き始めたり、どっか行ってしまったと思ったら戻ってきたり、ということもあるので、大人は気にせず最後まで読みましょう。絵本は最後まで読むものなんだという見本にもなります。
その上で、もっと興味を持ってもらえそうな絵本はないか探してみましょう!
子どもにもよりますし、年齢にもよりますが、多くなりすぎないようには気をつけたいですね。
おそらくこのページをご覧になっている方は、絵本が好きで多く持っている方が多いのではないかと思います。もしたくさんあるという場合には、お子さんの目につく場所、手の届くところにはすべてを置かないで、少しずつ出して、読まなくなったものは片付けるなど、絵本をローテーションさせましょう。
そうすることで、新しい絵本が目にとまりやすいですし、子どもは自分で絵本を選びやすいです。
「モンテッソーリのせいかつえほんシリーズ」では、子どもに真似してほしい姿を描いています。
こんなうまくトイレットラーニング進まないよ!とかこんな素直に片付けしてくれないよ!と思った方、そのとおりです。実際にはもっと大変なこともたくさんあると思います。ただ「モンテッソーリのせいかつえほんシリーズ」ではそういった部分のリアリティは追求せず、あくまで子どもに真似してほしい子どもの姿を描きました。